【Only1Battle -14th- 使用構築】諸刃エアチート【鋼統一】
こんにちは。エオス島の住人です。
存在を知ってからずっと参加してみたいと思っていたOnly1Battle。
第14回にしてついに参戦することができたので、記念として構築を残しておこうと思います。
今回はダブルバトルです。
構築経緯
とりあえず鋼統一で行こう、というところからスタート。
最初に目をつけたのは、1ターンで攻撃・特攻・素早さを一気に2段階上げることができる「くだけるよろい」エアームド+「じゃくてんほけん」。同速勝負が多発するLv1戦において、ほかの弱保エースより頭一つ抜けて優秀であると感じ、採用に至りました。
同時に採用を決定したのが「ひらいしん」トゲデマル。ムドーの弱点である電気技を吸い寄せつつ、豊富なサポート技で隣を援護できる、相棒と言っても過言ではない存在です。
しかしここで問題が発生。弱点保険の起動もトゲデマルで行おうと思っていたのですが、覚える「電気・物理技」が、
ほっぺすりすり → 100%麻痺
スパーク → 30%麻痺
びりびりちくちく → 8~12ダメージ(痛い)
ワイルドボルト → 8~12ダメージ(痛い)+反動
と、欠陥だらけだったのです。そこで、弱保起動役として白羽の矢が立ったのが、
クチートの「ほのおのキバ」でした。こちらにも10%の火傷というリスクはありますが、上記の技よりは安全で、最悪火傷を引いても素早さは落ちないので先に攻撃できるということでこちらを採用しました。
ちなみに主催様とのフレ戦で火傷&急所引いた
あとはこの手の構築が苦手とするターゲット集中技への対策として「すじがねいり」ジュラルドンと、
鋼統一で間違いなく重くなるであろう炎、その他諸々への対策を雑に放り込んでパーティが完成しました。
個体解説
数値:12-6-8-6-6-6
特性:くだけるよろい
持物:じゃくてんほけん
いわなだれ すなじごく
弱点の物理攻撃を受けることで、特防の下がらない「からをやぶる」が自動で発動する怪物。
起動後は等倍なら12-7が消し飛びます。元々防御が高いため1段階下がってようやく並の耐久程度になるレベルなのと、ダイスチルによる防御上昇のおかげで防御ダウンはほとんど気になりませんでした。
すなじごくはダイアースの媒体で、特防上昇と鋼への打点として採用しました。
数値:12-7-6-6-7
特性:ひらいしん
持物:きあいのタスキ
ねこだまし ほっぺすりすり
てだすけ アンコール
この構築の潤滑油。前述した避雷針役のほかにも、
・物理特殊を問わない火力補助
・タスキ潰し&確定麻痺
・技固定による妨害
を高い素早さから行える優秀なサポーターでした。
改善点としては ほっぺすりすり を エレキネット に変更して、範囲へのS操作と火力確保をすることですね。覚えることに気づきませんでした。
数値:12-5-7-6-6-6
特性:いかく
持物:こだわりスカーフ
ほのおのキバ こごえるかぜ
ラスターカノン サイコファング
攻撃に下降補正のかかる性格、かつ攻撃個体値29以下の個体。
エアームドの弱点保険を起動させられる鋼タイプの中で最も攻撃が低く、ローリスクでコンボを決められるポケモンです。
また、ダブルバトルにおいて強力な威嚇枠と、スカーフ凍える風での範囲素早さデバフ、キョダイラプラスなどが展開する壁対策も兼ねています。
ジュラルドン
数値:12-7-7-7-6-7
特性:すじがねいり
持物:いのちのたま
10まんボルト まもる
とりあえず強そうなの入れとけ、で採用されたアタッカー。
ドラゴン・鋼の技範囲が優秀でターゲット集中も無視できるため、単体でのパワーが非常に高いポケモンでした。普段は低すぎると言われる特防もあまり心配しなくていいのはLv1戦の良いところですね。
数値:12-6-7-6-7-6
特性:いたずらごころ
持物:くろいてっきゅう
すりかえ あまごい
鋼統一で厳しいポケモン・並びへの対策を詰め込んだサポーター。
すりかえる道具が「こうこうのしっぽ」ではなく「くろいてっきゅう」なのは、押し付けたときに即座に素早さ半減が反映されるのと、パーティで重い水ロトムを地に落として地面技で処理するためです。
また、ミストフィールドの枠はもともとリフレクターでしたが、フレ戦をした際にイエッサンアギルダーにあくびを決められ机に穴が開いたため状態異常の予防とフィールドの張り替えができるようにしました。
数値:12-7-9-6-6-5
特性:がんじょう
持物:きのみジュース
アイアンヘッド ロックブラスト
だいちのちから ロックカット
行動保証枠。大地の力でコータスを確定1発にできることを知り、対策のひとつとして採用しました。
ステータス面も不安なところはなく、トップクラスの防御実数値も持っているため不慮の事態に陥りダイマックスさせた際も安心できる火力・硬さを感じました。
タイプ一致のダイマックス技で両方面の耐久を上げられる点も魅力です。
感想
リスクを抱えた欠陥構築ではあるものの、実戦で決まった際の達成感が非常に高い構築が組めたので個人的には満足しています。主催の西中つきひさんに褒められたのも嬉しかったですね。
Lv1戦ではランクマッチではまず見ないようなポケモンたちも活躍していて、楽しさと驚きで時間がすぐ過ぎてしまいました。また機会があればぜひ。
運営の皆様、対戦していただいた方々、ありがとうございました。
記事レイアウト参考:ダイリー様
https://nameisnama.hatenablog.com/entry/2020/11/23/035258
オシャレで読みやすいレイアウトだったので参考にさせていただきました。